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うさぎを連れて引っ越しをした経験談~注意点や引っ越し後の対応~

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うさぎは環境の変化によるストレスを受けやすい動物です。

しかし飼い主の都合で、引っ越しをしなければいけないこともありますよね。

我が家もうさぎを飼い始めて、仕事の都合で2回引っ越しをしたことがあります。

今回はうさぎを連れての引っ越しの経験を踏まえ、うさぎの様子やその際の注意点などに関して話をしていきます。

引っ越しの間うさぎはどうしておく?

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うさぎは大きい音や知らない人間の存在に驚いてしまいます。

我が家では段ボールに荷物をつめる間や大きな音がしない掃除の間はそれまで通り家においていました。

そして引っ越し業者がくる2時間前くらいまでのギリギリの時間まで家の中にそのままにしておきました。

そしてそこから掃除機をかけたり家具を動かしたり大きな音がする時間になるのでそこで初めて車にケージごと移動しました。

大きい車ではなかったため、2羽のケージで後部座席はいっぱいいっぱいになりました。

動物用キャリーに入れての長時間移動はうさぎにとって負担も大きいのでケージで運んであげられるならそのほうがよいというのが個人的意見です。

なるべくいつも通りの環境で運んであげられるように気を付けました。

このときのうさぎの様子としては運んだ最初は少しびくびくしているようにも見えましたが、しばらくすると餌を食べ始めたり寝転んだり割とリラックスしている様子でした。

この引っ越しの時期は涼しい時期でもあったので車を日陰に移動し、窓を開けた状態にしておきました。

暑い・寒い時期であれば車のエアコンをつけておいてあげる必要がありますね。

移動中のうさぎに関して気を付けることは?

我が家は車での移動しかしたことがないため経験談は車での移動の場合のみになります。

①車が揺れ過ぎないように運転に注意

ケージを固定しているとはいっても急ブレーキや急カーブはうさぎにとって振動が大きいのでいつも以上の安全運転をする必要があります。

右折左折する際もかなりゆっくり曲がるようにし、急ブレーキをかけることがないように車間距離もいつも以上にあけて運転をしました。

2羽いるうちの1羽は運転途中に寝そうになっていたので、割とリラックスできていたのだと思います。

②きちんと休憩をし、うさぎの様子をチェック

我が家の引っ越しは2回とも車で5時間程度の移動でした。

うさぎを載せていてかなりスピードを落としていてこのくらいの時間でした。

飼い主の休憩も必要ですが、どちらかというとうさぎの休憩のほうを気にして1~2時間ごとに休憩を取ることにしました。

その都度うさぎの様子のチェックや、一度出して抱っこして撫でてあげるなどしました。

うさぎを安心させるために定期的に休憩をして触ってあげるとよいですね。

③餌や水はたっぷりと与えておく

移動中はうさぎも緊張状態にありあまり食べないかと思っていましたが我が家のうさぎは2羽とも移動中にきちんとご飯を食べおしっこやうんちもしていました。

長時間の移動になる場合はきちんと餌と水を十分に入れておきましょう。

キャリーケースで運ぶ場合は水を入れるとこぼれてしまうため、野菜を与えたり休憩中に給水ボトルから水を与えたりするようにしましょう。

④温度湿度に注意

家で飼う場合と同じで温度変化には細心の注意を払いましょう。

車のエアコンを調整し、うさぎにとって心地よい温度になるようにしましょう。

間違っても暑い日にエアコンを切って車に長時間放置するということがないようにしましょう。

引っ越し後のうさぎへの対応や注意点

まずは新しい環境にきちんと慣れさせる必要がありますね。

我が家ではまだ荷物が運び込まれる前の段階では静かな部屋にいつもの並びで2つのケージを置き、なるべくそっとしておくようにしました。

引っ越し後は、家にお迎えしたばかりの時と同じで、餌やトイレの掃除以外ではなるべくかまわないように気を付けました。

うさぎも緊張状態にあるため、必要以上にかまうとストレスになります。

引っ越し前の家と引っ越し後の家の形が似ているのであればできるだけ似たようなレイアウトにしてあげるとよいかと思います。

我が家では引っ越し前後のレイアウトはだいぶ変更をせざるを得なかったため、ケージの並びや周りに置くものなどを一緒にするようにしました。

ケージにかけている毛布は引っ越し前からケージにかけている物だったので引っ越し後も同じようにしました。

引っ越し後のうさぎの様子

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新しい環境に慣れるスピードは個体によって差はあるようです。

我が家のうさぎのうち一羽は割とすぐにリラックスしていました。

ケージからこちらから出すのではなく、入り口を開けたままにしてしばらく様子を見ていました。

1羽は開けて即外に出て家中の探索をしており、上の写真のようにごろんしてリラックスしているようでした。

ただし、こわがりのもう1羽は入り口を開けていても自分からは出てきませんでした。

以前の家でも自分から外に出ることはありませんでした。

こちらの子の場合はまず3日間は入り口を開けて1時間ほど様子を見て入り口に近寄る様子がなかったので何もせず入り口を閉めました。

3日後~1週間の間は入り口に近づいてきたら抱っこして外に出してあげて様子を見るようにしました。

あまりにも怖がっていたり、ケージに戻りたい様子だったりすればすぐに元に戻してあげました。

そして1日ずつケージの外に出しておいてあげる距離をケージから離していきました。

2週間程度で以前の家のようにちょこちょことうさんぽするようになりました。

もともと怖がりである程度うさんぽしたらすぐにケージに戻ってしまう子で、新しい家に慣れてからも同じような感じです。

1日で家を駆けまわっていた子とは大きく違いますね。

新しい環境への慣れさせ方はうさぎの性格によって変えたほうがよいですね。

引っ越しをする場合は細心の注意を払って

うさぎの環境に変化を与えないことがベストではあります。

しかし転勤や事情による引っ越しでやむをえずうさぎを連れて引っ越しをしなければいけない場合は細心の注意を払う必要があります。

人間にとっては大したことのない移動でもうさぎにとっては大きなストレスになります。

うさぎのことを一番に考え対応をしてあげて下さい!