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うさぎがわがままで大変!行動別の対処法は?我が家での経験談

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うさぎがわがままになり困った行動をしてしまうことがありますよね?

うさぎのわがままな行動というのは生後3~4か月頃に顕著になると言われています。

その他にも年齢とは関係なく本能から来る行動などで起こす行動があります。うさぎがとる行動には必ず意味があります。

うさぎと一緒に生活をする上でわがままへの対処はとても大切です。

では、うさぎのわがままな行動の原因やしつけ方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

触られることや抱っこを嫌がるようになった

我が家には2羽のうさぎがいます。1羽は撫でられるときは平気ですが抱っこはものすごく嫌がります。

もう1羽は撫でられるのも抱っこもおとなしくしていますがとても怖がります。

中にはケージの中に手を入れられるだけで嫌がるうさぎもいるようです。

これは生後3~4ヶ月のうさぎによくみられる行動です。これは本能からくるもので、自分のテリトリーを守ろうとしているのです。

しかし嫌がるからと言ってグルーミングや健康チェックを怠ると、うさぎが病気になってしまっていても気づかないですよね。

対応策としては、まずお世話をするときに縄張りの外に連れていくことです。

縄張り以外の場所に連れていかれるとうさぎはおとなしくなります。

自分のケージが見えないところに連れて行き、健康チェックやグルーミングをしてあげましょう。

我が家のうさぎたちもいったん別の部屋に連れていき爪切りやグルーミングをしてあげるようにしています。

それでも若干嫌がりますがお世話が実施できないほどではありません。

また、グルーミングは低めの台に乗せて行うとうまくいくこともあるようです。

グルーミング用のテーブルなども販売されていますのでうまくいかない場合は使用してみてはいかがでしょうか。

ケージを噛む、ゆする

我が家のうさぎは、1羽はとてもケージを噛み、もう1羽はケージの中のトイレやエサ入れをひっくり返すというわがまま行動をとります。

これはケージから出してくれという要求です。

ケージを噛むほうのうさぎは小さい時から放し飼いにしていますが、もう1羽のケージを掃除のためへやんぽさせている時間などはケージの中に入れています。

その時にケージを噛むという行動をとります。

うさぎがケージを噛んだりゆすったりする行動はケージから出してくれという要求であることが多いです。

要求されるたびにケージから出しているとこの行動はエスカレートします。

我が家のうさぎも、小さい頃にケージを噛むことによって歯が悪くなることを心配し噛むたびに出していたらケージに入れると数秒でケージを噛むようになってしまいました。

ケージを噛むことを繰り返すと確かに不正咬合などの病気を引き起こす可能性がありますが、

要求にすぐ答えることでさらにケージを噛むようになってしまうので悪循環になりますよね。

対応策としては静かになるまでは遊ぶ範囲を限定するということです。

要求にすぐこたえないことが一番の対応策ですね。遊ぶ時間をはっきりと決め、遊ぶ範囲をサークルの中だけなどに限定しましょう。

それで改善することもあります。ケージを噛まないようにタオルをかぶせるなどするのも我が家のうさぎには効果的でした。

トイレ以外の場所でおしっこをするようになった

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我が家のうさぎは以前までうんちは確かにあちらこちらにしていましたが、おしっこは必ずトイレでしていました。

しかし一時期おしっこまでトイレ以外の場所でするようになってしまいました。

この行動の意味というのは縄張りを広げようとしているというものです。特にオスに多い行動ですがスプレー行動と呼ばれます。

これは生後3~4ヶ月のオスによくみられる行動ですが我が家のうさぎは3歳頃によくしていました。

対応策としてはまずは去勢手術があります。去勢手術をすることでオスはスプレー行動などの問題行為は減ると言われています。

その他の対応策としてはトイレ以外の場所におしっこをしてしまった場合にすぐにふき取るというものです。

すぐにふき取って消臭をし、匂いを残さないようにしましょう。

また、あちこちでスプレー行動をしないように、遊ぶ場所を限定するのもひとつの方法ですね。我が家ではこまめにふき取るようにしていました。

その時期はやはり何度もしてしまうので何度もふいて消臭して、と大変でしたが根気強く実施しているとまたトイレでおしっこをするようになりました。

人にマウンティングをする

これは我が家のうさぎは行わない行動です。

しかしうさぎが立場を誇示したい場合や退屈、もしくは性行動として行うことがあるようです。飼い主の手や足にしがみついて腰を振る行動ですね。

人間に対して行うのは退屈だからという理由や自分のほうが立場が上であるというアピールの場合が多いようです。

放置しているとうさぎが主従関係を勘違いしてしまうためやめさせる必要があります。

マウンティングはメスも行うことがあります。

ダメだときちんと叱りましょう。また、退屈しているようであればうさぎの遊べるおもちゃを与えるのもひとつの手ですね。

飼い主にかみつく

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うさぎが急に噛むようになることもありますよね。

我が家のうさぎは飼い主の足が邪魔なときに噛みついてくることがあります。地味に痛いです。

うさぎが噛みつく理由としては縄張りを広げようとして攻撃的になっているということが考えられます。

また、噛みつくのは3~4ヶ月のメスに多い行動と言われています。

この時期のメスのうさぎは妊娠していなくても出産のために縄張りを守るという意識が強くなります。

それによって人間が自分の縄張りに入ることを嫌うわけですね。

この場合は噛んだ瞬間に叱り、上の写真のように頭を軽く押さえつけることを継続して行いましょう。

ダメなことだというのをうさぎに覚えさせることが大切です。

わがままを放置するとさらにわがままに!

うさぎのわがままを放置しておくと、「暴れれば飼い主は言うことを聞く」と思うようになってしまいます。

そしてわがまま行動はエスカレートしてしまいます。

うさぎとの生活を円滑なものにするためにも、うさぎとの主従関係をはっきりさせることは大切です。

うさぎに負担のない方法で、うさぎのわがまま行動をエスカレートさせないようにしましょう。