うさぎは鳴き声などで感情を表現することは少ないですよね。
そんなうさぎがこちらをずっと見つめている・・。ただぼーっとしているだけなのか、何かを訴えているのか気になりますよね。
何かを訴えているのであればきちんとした対応をしてあげたいですね。
ただし、うさぎが見つめている時に何を訴えているのか正解はわかりません。
我が家の経験談をもとに、これを訴えているのでは?という予想をお話しさせていただきます。
ごはん・水が欲しいなどおねだりしている
我が家のうさぎはご飯が欲しいとき自分のケージに戻り、じーっとこちらを見つめてくることがあります。
これは見つめてくる行動の中ではわかりやすいですよね。
初めは違う場所にいるのですが、飼い主が部屋に入ってきたときに、飼い主の顔をいったん見つめ、
目が合ったらケージに戻っていき、餌入れに顔をつっこむそぶりをした後、飼い主の顔を見つめてきます。
犬や猫なども餌が欲しいときに餌箱を持ってくることがありますよね。その行動と似ているような気がします。
うさぎは頭の悪い動物と思われがちですがこの行動を見るととても頭がいいですよね。
この行動を取られるとついつい餌をあげたくなってしまいますが餌のやりすぎはよくないため、この行動を取る場合はペレットを少量あげる程度にしています。
その他、水が残り少なくなっている場合も同じような行動を取ります。
飼い主にちょうだいとおねだりしているわけですね。水の場合はなくなってはいけないのでその行動により気づいたらすぐに水をあげましょう。
我が家には2羽のうさぎがいるのですがなんと2羽ともこの行動をします。もう1羽のうさぎは餌入れを鼻で押しやったあとに飼い主の方を見つめてきます。
その餌入れに餌を入れてもらえるとしっかり記憶しているというわけですね。
ケージの外に出してほしいというおねだり
お腹がすいているタイミングでもなく、ケージの中からずっと見つめてくる場合は出してほしいというおねだりかもしれません。
我が家のうさぎはケージから出してほしい時にはケージを噛むという癖がついてしまい、時間をかけて改善していきました。
しかしケージを噛む行動をする以前は、出してほしい時にはケージの中からずっとこっちを見つめていました。
ケージにしがみつきずっとこちらを見ており、ケージに近づくと入り口のあたりで嬉しそうにします。
このような場合は明らかにケージから出してほしいという意思表示ですね。
ケージから出してほしいという意思表示に対していつも対応していたらわがままになってしまいますのでいつも対応はしないほうがよいですね。
ケージの外に出す時間はだいたい同じ時間に設定しておくと、そのくらいの時間にこちらを見つめてくるというパターンも考えられますね。
うさぎはうさぎなりに「そろそろへやんぽの時間のはず」と思っているかもしれませんね。
遊んで欲しい・かまって欲しい
うさぎがじーっと見つめてくる場合は遊んで欲しい場合やかまって欲しい場合もありますね。
我が家のうさぎは写真のように飼い主の足に手を置いたままじーっと見つめてくることがあります。
これはとても可愛いですね。もしくは足の周りをうろうろとしてこちらをじっと見つめてくることもあります。
我が家の場合はこの行動を取るときは一緒に遊んで欲しい・おやつが欲しいという場合が多いです。
しかし遊んであげるとそのまま逃げていくこともあるので断言はできませんね。
しかしこのような場合、逃げてもまた戻ってきて同じような行動を取ります。
かまわれては逃げる、というのが我が家のうさぎの中ではひとつの遊びになっている可能性もあります。
飼い主にまとわりついて、見つめてくる場合は遊んで欲しい可能性が高いと思いますのでたくさん遊んであげましょう。
あくまで我が家の場合はですので、同じような状況でもごはんをおねだりしているといううさぎさんもいるかもしれませんね。
こわがっている・警戒している
我が家の2羽いるうちのうさぎの1羽はとてもこわがりです。
我が家に来たばかりの頃ケージの隅っこでずっとこちらを見つめているということがありました。
最初のうちはやはり家に慣れないのかと思いあまりかまわないように気を付けていました。
しかし飼い主が見ていないところではリラックスしていることがありますし、
餌ももりもり食べるので環境には慣れたはずなのですがやはり飼い主が近よると隅っこによりじっとこちらを見ている、という状況になります。
このような場合は警戒していたりこわがっていたりしてこちらの様子をうかがっているということですね。わかりやすい点としては耳です。
うさぎは警戒しているときに耳をぴんとたてます。
我が家のこわがりうさぎもこちらをじっと見つめているとき耳はこれでもかというほど立っています。
このような場合は無理やりかまわずそっとしておくようにしています。
いつまでもこわがっていてはどうしようもないので、餌をあげるとたびに撫でる、
ということを繰り返していたら少しずつこわがる頻度も減っていきました。
ただぼーっとしている・寝ているだけの可能性
こちらをずっと見つめてくるので何か訴えているのかと思い観察していると、ただ単にぼーっとしていた、眠っていたという可能性もあります。
うさぎは目を開けたまま眠ります。
ペットうさぎで安心しきっていたり飼い主がいなかったりすると目を閉じて眠ることもあるようですが、目を開けたまま眠るのは野生の名残ですね。
我が家のうさぎも写真のような体勢で長時間こちらを見ていたので何事かと思ったらただ寝ているだけだったということがありました。
うさぎが寝ているかどうかの判断は鼻に注目をするとできます。
うさぎの鼻は常にぴくぴくと動いていますが寝ているときにはその動きが止まっています。
見つめていて何か訴えているのか眠っているかの判断は鼻に注目してみるといいですね。
見つめてくる理由を考えてみよう
うさぎが見つめてくる理由は色々ありますね。
何かを訴えている場合と特に意味がない場合もありますので区別は難しいかもしれませんが、
うさぎの行動や様子でうさぎの感情がわかるようになるとうさぎも飼い主もうれしいですよね。
見つめてきた後のうさぎの行動で、感情を推測してあげましょう。