うさぎ

うさぎが後ろからついてくる3つの理由や気を付けてほしいこと

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うさぎをうさんぽさせていると、飼い主についてくることはありませんか?

別のことをしていたのに中断してまで飼い主の後ろをちょこちょことついてくる姿はとても可愛いですよね。

うさぎのしぐさには同じしぐさにしても色々と意味がありますよね。

では、うさぎがついてくることにはどのような理由や意味があるのでしょうか?

飼い主のことが好きなのでついてくる

うさぎは懐きにくいとよく言われていますし、確かに犬や猫のようにくっついてきたりのどをゴロゴロ鳴らしたりとわかりやすくはないですね。

しかしうさぎもちゃんと懐きます。

うさぎが飼い主の後ろをついてくるのは、飼い主のことが好きだからということが理由のひとつにあります。

これは飼い主としてはとても嬉しいですよね。

さらにわかりやすい例としては、飼い主が複数人いる場合(家族で飼っている場合)特定の人についていくということが多いようです。

つまりはその人に1番懐いているということですね。これは我が家でも同じようなことが起こっています。

夫婦で飼っているのですが、私の後ろはついてきますが夫の後ろはまったくついていきません。

うさぎは人の判別まではできないと思っている方も多いと思いますが実はちゃんと判別して好きな飼い主について行っているのですね。

犬や猫などのペットも家族の中で特定の人に懐くことがあるのでその点では同じですね。

なんにせよ、飼い主のことが大好きでついてきているので、これから先にそう思ってついてくる姿を眺めていると愛おしさが増してきますね。

構って欲しい、撫でて欲しいのでついてくる

飼い主が好きなのでついてくるという点と似ていますが、遊んで欲しい、かまって欲しい、撫でて欲しいなどの甘えたい要求があるときについてくることも多いようです。

これもとても可愛いですよね。ついていくことで飼い主さんにかまって欲しいという気持ちや、ついて行ったら撫でてもらえるかもしれないという期待があるのですね。

後ろをついて回るだけではなく足元をぐるぐる回るときは特にご機嫌であるという証拠です。

ただ、我が家のうさぎの場合は、ずっとついてくるし足元をぐるぐる回るので撫でて欲しいのかと思い撫でてあげようとするとダッシュで逃げます。

構って欲しいわけではなかったのか、と思いまた作業に戻るとまた後ろをついてきてその後足元をぐるぐる回ります。そして撫でようとすると逃げる、の繰り返しです。

しばらくして気づいたのですが、我が家のうさぎの場合はこの「撫でられそうになったら逃げる」という遊びを楽しんでいるようです。

実際、あまりかまいすぎもよくないため放置していると散々足元をぐるぐる回ったあとはすぐ近くで休憩していたりします。

「かまって欲しい」にも色々なうさぎのかまい方があるのですね。

好奇心でついてくる

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うさぎはもともと好奇心の強い動物です。

飼い主さんは何をしているのだろう、という好奇心や、飼い主さんを観察してみようという気持ちでついてくることがあるそうです。

これは飼いはじめのうさぎや、だんだん飼い主を信頼し始めてきたという頃に見られるようです。

好奇心も強いですが警戒心も強いのがうさぎです。

これがなかなかなつかないと言われる所以かもしれないですね。

だんだん環境や飼い主に慣れてきて、飼い主を信頼してもいいかもしれないという気持ちから飼い主を観察しているのですね。

他の理由でついてくる場合との見た目での区別は難しいですが、どちらかというと好意的な理由でついてきていることには間違いがないのでそのまま見守りましょう。

ただしこの時期についてきたからと言ってついでに捕まえて無理やり抱っこしたり嫌がる爪切りをしたりすると

「ついていくと嫌なことがある」とインプットされてしまうのでやめましょう。

ついてくる際に気を付けることは?

1番はやはり蹴とばさないように気を付けることです。

うさぎがついてきたり足元をぐるぐる回ったりしている姿は、視界に入りにくいですよね。

足元をのぞき込んだり、視線を下げたりしなければ見えません。

ですので、何か作業をしている時、物を運んでいる時など足元に注意を払っておらず、うさぎを蹴とばしてしまうことがあります。

少し足が当たるくらいであれば問題ないのですが、体の小さいうさぎですから強く蹴ってしまうと危険ですよね。

我が家でも慌てて出かける準備をしている際にうさぎが足元をぐるぐる回っており蹴ってしまったことがあります。

体が飛ぶほど強く蹴ったわけではないのでうさぎも驚いたくらいで特に問題はありませんでした。

それから気を付けるようにしているのですが、やはり気を抜いたときに足に当たりそうになり、それを避けようとして飼い主のほうが転びそうになるということもありました。

人間にとってもうさぎにとっても危険ですので、うさんぽをさせている時間は普段よりも足元に注意をして行動するようにしましょう。

次に、ついてくる際に毎回かまうことはできないということです。

ケージを噛んでいる時に出してほしいという要求かと思い、ケージを開けてあげることを繰り返していると、外に出たいときにいつもケージを噛むようになってしまいます。

それと同じで、「ついていくとかまってもらえる」ということがうさぎに刷り込まれてしまうと、いつもついてくるようになり、かまってもらえないと怒ってしまいます。

かまって欲しくてついてきていることがわかっているだけに撫でてあげたくなる気持ちは絶対に出てきてしまうのですが、

毎回毎回かまうのではなく飼い主のタイミングをきちんと決めてかまってあげるようにしましょう。

甘えん坊なうさぎはいつまでも撫でてもらうことを要求したりしますので、しつけの一環として、「いつも要求に応じない」ということは大事ですね。

ついてくるのは好意的であることが多い

うさぎがついてくる理由は飼い主にとってうれしいことばかりですね。

うさぎは臆病で警戒心の強い子も多いので、ついてくるという行動が見られたらうさぎが信頼し始めているという証拠です。

この行動が見られたらもっとたくさん遊んでみたり撫でて見たりコミュニケーションを少しずつ増やしていくといいかもしれませんね。

まだ信頼されていない時期に無理やり触るとさらに怖がってしまうため、「ついてくる」という行動をポイントにしてみてはいかがでしょうか。